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☆お知らせ 2023/11/10 : WIRES-Xポータブルデジタルモードノード ( PDN )対応を追記しました。
      2019/06/01 : HRI-200へは HRI-200付属のケーブル10P6Pを使用して接続します。
             短ケーブルは2本ともMiniDIN 6Pソケット付きとなります。

VoIP Gateway Unit (HAMSTIR X)
WIRES-Xと EchoLink等 で一台のトランシーバー(以下リグと表現)
を共有しながら相互の通信ができます。PCは一台でも二台でも構いません。
リグが一台で済みますから、アンテナの増設も不要になります。
それぞれのノード局が動作していれば、HAMSTIR X (本機)を、インターフェースとリグの間で
ケーブルのつなぎ換えをするだけで完了です。ドライバーインストールも設定変更もありません。

・運用スタイル例)
  1. HRI-200 (WIRES-Xノード局)と HAMSTIR ST (EchoLink-L/-R)で FT-7900を共有しながら相互の通信
  2. 更に、スマホ(EchoLink)からEchoLink-L/-Rにコネクトして WIRES-X局と交信
  3. リグは接続せずに、ネット側だけで EchoLink局(スマホ局含む)と WIRES-X局との交信
  * DATA 6P端子を装備したリグ、C4FM機はFT-991/Aのみで FTM-100/400は DATA端子が10Pの為、不可です。
  * 6P端子装備の D-STAR機は、メーカー仕様によりFMモードのみとなります。

 相互の通信とは次の内容になります。いわゆる、三者会談方式になります。
  ・移動局の電波を受信すると、WIRES-Xと EchoLinkのネットに送出。
  ・WIRES-Xから信号が来ると、移動局に送信し、同時に EchoLinkのネットに送出。
  ・EchoLinkから信号が来ると、移動局に送信し、同時に WIRES-Xのネットに送出。
  ・リグが無接続か電源オフの場合は、当然ながらネット同士の通信のみになります。
  ・EchoLinkがインストールされたスマホで、WIRES-Xにアクセスすることもできます。
   スマホEcholink <==> EchoLink -L/ -R <==> HAMSTIR X Gateway <==> WIRES-Xルーム等
  ・本機を接続したままで、WIRES-X、EchoLinkのどれか一つだけの運用もできます。

 ゲートウェイは、音声帯域の信号のみで文字や画像データはできません。
 WIRES-Xの"無線機"画面では、アナログ [受信:FM - 送信:FM]に設定します。
 参考までに、DTMF #66666をノード局に送信した場合はWIRES-Xから、08の場合は Echolinkから
 ステータスのアナウンスが流れます。
 自局ID送出は WIRES-Xのみ設定するのがいいでしょう。アナウンスはノイジーなので基本的はオフがいい。

・主な仕様)
  1. 電源 : 単四アルカリ電池3本 内蔵 (電源スイッチはありません)
  2. 消費電流 : 無信号時 約0.001mA, 信号有り 約0.5mA 推定電池寿命 一年以上
  3. リグのスケルチ出力電圧 : 2.5V以上必要 (スケルチオープン時)
  4. リグ送信制御論理 : LOWで送信
  5. ケース寸法 : W82 - D130 - H24mm、アルミ押出、パネルはABS
  6. ケーブルの種類と長さ (インターフェース側2本、リグ側1本、計3本)
  ・本機から HRI-200附属のケーブル10/6Pで HRI-200の RADIO 1 端子へ、
  ・HAMSTIR ST等の 6Pプラグに接続 : MiniDIN 6Pメスソケット付き短ケーブル 約15cm
   *二台のインターフェースを接続しますが、短ケーブル二本の接続に指定はありません。
  ・本機から 各社トランシーバー DATA端子へ : MiniDIN 6Pオスプラグ付き 約100cm

・ご注意)
  一部の Windows 7/ XPパソコンで、Echolinkと WIRES-Xを共に起動すると
  WIRES-XのサウンドデバイスがPCオンボードサウンドに干渉してしまい、
  無音の症状になることがあります。以下のように対処してみてください。
  1 : PCオンボードサウンドを[既定のデバイス]、HRI-200 サウンドを[既定の通信デバイス]にする。
  2-1: 一旦 PCオンボードサウンドを無効にする。
  2-2: HRI-200をつないで WIRES-Xの設定をする。設定後保存する。
  2-3: PCオンボードサウンドを有効にする。
  2-4: HAMSTIR STをつないで Echolinkの設定をする。
  3 : 最下行にもヒントを掲載しております。

・音量調整について)
  本機を接続する前、それぞれで調整したままで OKですが、リグが一台になったことで
  若干の合わせ直しが必要かもしれません。その場合の手順は次のようになります。
  1. WIRES-X (HRI-200A(CH1) USB Audio Codec)の音量調整をする。ハンディ機など使用。
  2. 同じく、PCオンボードのサウンドで EchoLinkの音量調整をする。
  サウンドデバイスが二つになるので、調整するデバイスを間違えないこと。
  微調整は混乱するので運用しながらがいいでしょう。
  

・内蔵電池交換方法)
  微少電流で動作するので、一年以上持ちますが、ゲートウェイしないなどの症状に
  なりましたら、電池交換の時期かもしれません。
  交換は、ケーブル側のネジ2本をはずしてケーブルをずるずると引いて
  電池3本を交換できる程度まで引き出してください。
  ボードを戻す時は配線ワイヤーが引っかからないように押さえながら押し込んでください。
  電池の遊びをなくすためにきつめにしております。
  電池の保証切れ以降の液モレ等を考慮し、電池はケース底側に取り付けておりますが、
  長くても3年くらいで交換することをお奨め致します。

・価格) ---送料・消費税込み
  @HAMSTIR X- 6P (各社 DATA 6P端子付き FM機用ケーブル付き) --- 6,500円
  AHAMSTIR X-10P 販売終了
 *オークションの落札価格より、こちらからメールでお買い求めいただくほうが
  手間が少ない分お安くなります。


ご購入に際しては、以下をメールにコピーペースト書換えしてお使いください。
メール受信で自動返信メールが送信されますが、届かない場合はメールの設定などをご確認ください。
ご注文をいただいた後の注文確定メール送信で注文確定となります。

・購入機種: HAMSTIR X-6Pまたは X-10P 1 台
・接続リグ: Rig = IC- / FT- /TM- (問題なく運用できるかを確認します)
・購入金額: 6,800円 送料・消費税込み
・受取人名:
・お届け先: 〒  (番地まで記入)
・電話番号:  -  -  (発送伝票用)
・メルアド: @ 、このメールに返信でよい


お問い合わせ・購入 :sales@onechipdesign.com

・ヒント1 )

No Sound (無音)の症状が出たら以下の設定を確認設定してみてください。
 サウンドの排他使用の設定を解除することでうまくいくようです。見えにくい時は一旦保存してから開いてください。

・ゲートウェイ設定例 Lenovo S206, )
GatewaySetting_Lenovo-S206_TWR-M73.pdf (81KB)

・ヒント2 )

・Windows10になってから、交信中の音途切れがでるようになった方は試してみて)

Windows10には、OneDriveというネットドライブプログラムが標準で搭載されておりますが、
同期設定がオンになっていると、たびたび重いファイルがバックグラウンドで転送状態になります。
この間、音途切れやドロップアウトになったりするので、このプログラムの同期をオフにするか、
プログラムを無効にするなどしてみてください。

・デジタルとアナログモードの組合せで明瞭度が悪化した場合の対処方法)

C4FMや D-STARモードのノード局を経由した場合、明瞭度が悪化してしまうことがあります。
 音声をデジタルに変換する時に、音声帯域を狭くしてさらに圧縮処理をしてデータ量を減らします。
この為、デジタル無線機の音質は、皆さん似たような声になってしまいます。ノイズがないのが特徴です。
 最初に電波にするトランシーバーがデジタル圧縮処理(音声のデジタル変換)をして電波にのせ、
受信側のトランシーバーがこれを音声に復調(アナログに変換)してスピーカから音声が流れます。
WIRES-Xのデジタル(HRI-200制御モード)の場合も、デジタルのままインターネットを経由して、
受信側のアクセス機ではじめてアナログの音声に変換されます。
 では、明瞭度が悪化するのはどういう場合かを説明します。
簡単に言えば、デジタル圧縮処理(音声のデジタル変換)が二回行われる通信になります。
 具体的には、ノード局が FTM-400で、アクセス機が FT2Dの C4FMモード(DN)で、WIRES-Xが"アナログ"の運用で、
ネットの向こう側のノード局もたまたま同じ設備(FTM-400、FT2D、WIRES-Xが"アナログ")だったとします。
この場合、音声を送信する FT2Dがデジタル圧縮処理(音声のデジタル変換)をし、FTM-400がアナログ信号に戻し、
WIRES-X(アナログ)または Echolinkを経由して、相手局の FTM-400に届きます。
FTM-400が C4FN(DN)の電波を送信するためにデジタル変換し、FT2Dがこれを受信しスピーカから音声を出します。
この流れで、デジタル圧縮処理(音声のデジタル変換)が二回行われたことから、受信音声の明瞭度が悪化してしまいます。
 対策としては、音声のデジタル変換を一回だけになるように、どちらかのノード局を FMモードに切り替えます。
この為にもノード局のトランシーバーは、AMS(自動モード切り替え)にしておくのがいいでしょう。
 特別な例ですが、エコーリンクにはテストサーバーがあって便利ですが、
C4FM(DN)ノード局がここのサーバーにアクセスした時も、送信時と受信時の二回 デジタル圧縮処理されるので
明瞭度が悪化してしまいます。初めての時は悩むかもしれませんね。
FTM-400を例にした解説ですが、対応の HAMSTIR X-10Pは販売終了しております。

・VoIPのデジタルとは)

FT1D, FTM-400の登場で WIRES-Xデジタル通信がクローズアップしてきましたが、
WIRES-Xのデジタルと C4FMデジタルを混用されている局が多いので整理してみました。
以下、FT1Dをアクセス機、FTM-400をノード機として説明します。
 通信機としてのデジタルといえばアイコム・ケンウッドは D-STAR、ヤエスは C4FMになりますが、
これはあくまでも電波型式のデジタルになります。電波だけです。
WIRES-Xのデジタルは C4FMの電波をデジタル信号のまま HRI-200経由で
WIRES-Xサーバーに転送するものです。
 具体的には、[HRI-200制御モード]で、この時、FTM-400は電波をデジタル信号に
する変換機に変身します。
FTM-400は操作できなくなり WIRES-Xの画面でのみ操作できます。
 こんなことから、音量調節は アクセス機のデジタル変換時の音量が
そのままネットまで流れます。厳密には遠くで受信している局のアクセス機までです。
画像データなども送信側のアクセス機がデジタル化します。
 ただ、FTM-400を[HRI-200制御モード]にしない通常の使い方は、電波は C4FMデジタル
であっても、FTM-400から HRI-200に送られるラインはアナログになります。
 DATA端子に接続する10Pケーブルの使い分けは次のようになります。
・1Pから6Pまではアナログ運用時の通信ライン (WIRES-Xではアナログと表現)
・7Pから10PまではFTM-400とHRI-200間をデジタル通信するライン
 以上は WIRES-Xの説明ですが、FTM-400を HAMSTIR STなどで Echolinkに使用した場合は、
DATA端子は10Pですが、ケーブルは6P配線で、アナログラインのみの接続になります。
WIRES-Xの [無線機] 画面では [受信:FM-送信:FM] (アナログ) を選択します。
 WIRES-Xで C4FMといっても、アナログの場合もあるわけで、"デジタル"の表現に
こだわるのであれば、[HRI-200制御モード]は"フルデジタル"などと表現するのが
わかりやすいのではと思います。
 Echolinkであっても、FTM-400であれば C4FMで、アイコム・ケンウッド機であれば D-STARで、
電波のほうのデジタル通信ができます。

・WIRES-Xポータブルデジタルモードノード (PDN)局対応)

WIRES-XのHRI-200を使用しない局との交信について、ポータブルHRIモード局とは可能ですが、
ポータブルデジタルモード局とは交信できません。
WIRES-Xポータブルデジタルモードの局とEchoLink局とのゲートウェイ接続運用をする場合は、
別のシステム構成になり、以下の機器を使用します。逆にHRIノードアナログ局とは交信できません。
1.ポータブルデジタルモードノード対応機 (FT5D, FTM-200など)
2.HAMSTIR Xは使用せず、HAMSTIR STのみ使用
この詳細については、HAMSTIR STをご覧ください(以下)。
[スマホでWIRES-Xポータブルデジタルノードにアクセスする(.pdf)]


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